つみたてNISAと変額保険
こんにちは。
つくばの保険屋です。
今日は非常に多い積立NISAと変額保険のお話を書きたいと思います。
FPの保険屋からすると、どちらも根本的に違った商品なので
比較すること自体がナンセンスです。
ですが、良く聞かれるんですよね・・・。
そして『保険と投資は分ける論』が根強いですね。
私は分散投資の観点からも両方入ることをお勧めしております。
保険・保険+投資・投資と別けると直良しだと思います。
私自身はどうしているのかといいますと、もちろん両方やっています!
※ 変額保険とは、株式や債券などを中心に保険料を運用し、
運用の実績によって解約返戻金が増減する保険 のことです。
※変額保険の積立額の決め方、入り方は次のブログに書きたいと思います。
今日のブログではメリットとデメリットを書き出していきますね。
注:変額保険は私が取り扱っている商品の場合です。
商品によって内容が違うこともありますので、
ご自身でご確認してくださいね。
★共通のメリット
・ドルコスト平均法による比較的リスクの低い投資が出来る。
※但し、時間はかかる。
・投資に対する費用が比較的低い。
★つみたてNISAならではのメリット(変額保険ではできない)
・途中で積立額を増やしたり減らしたり出来る。いつでも現金化できる。
=流動性を犠牲にしない。
・20年間の利益に対して課税されない。(2022年9月1日現在)
★変額保険ならではのメリット(つみたてNISAではできない)
・途中で解約すると損する(10年未満解約控除など)。
=強制的に積立出来る。
・生命保険としての効果がある。
=もしもの時には払った何倍ものお金を遺族に残せる。
・解約時の利益-50万円×1/2が課税対象。
・病気になった時に月々の保険料を払わなくてもよい。
=保険会社が代わりに積立してくれる。※特約付加時
・投資は継続しながら、3日程度で契約者貸し付けを用意することが出来る。
例:年利6%(複利)で運用しながら、年利3%でお金を借りることが出来る。
・スイッチングができる。
20年間株式運用で増やしたお金を債権運用に変更など出口戦略の自由度がある。
・個人で買うより手数料を安く買えるファンドがある。
★つみたてNISAのデメリット
強いて言うと・・・ですが。
・スイッチングが出来ない。
・現金化してしまうと複利の恩恵を受けられない。
・病気による収入減少が生じた時は投資そのものを諦めざるを得ない。
★変額保険のデメリット
・なんと言っても決まった金額を続けなければならない。
・投資+掛け捨て保険と比べると同じファンドに投資した場合
理論上は若干無駄が生じることが多い。
まとめ
投資としては同じドルコスト平均法を使っていますが
ファンドの内容や保証の有無など、そもそも違う商品ですので
両方とうまくお付き合いしていくのが一番賢い使い方だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!